こんにちは。
にじいろ鍼灸マッサージの東山みなです。
ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
ホームページにも「にじいろ鍼灸マッサージの想い」として書かせてもらったのですが、
このブログでは、もう少し私自身の言葉で「子育てをするママへの想い」をお話しできたらなと思います。
子育てを終えた患者さんの言葉
私は鍼灸・あん摩マッサージ指圧師という資格を取り、20代は整骨院、訪問マッサージ、鍼灸院などの場所でお仕事をし、たくさんの患者さんと関わってきました。
年齢も、性別も、症状もさまざま。
その中で、特に印象に残っているのが、子育てを終えた女性の患者さんとの会話でした。
「子育て中は、子どものことばかりを大切にしてたけど、
今思うと、もっと自分のことも大切にすればよかった。」
その言葉を聞いたとき、胸の奥がぎゅっとしました。
きっと結婚して出産を経験し子育てをするお母さんは子供第一になるだろうし、自分も同じ立場になったらそうするかもしれない。
お母さんとして、自分の大切な家族のために全力で頑張ってきた。
でもその結果自分のことをを大切にできなかった。
女性は我慢強い人も多いいから、ますは家族!そんで最後に自分。みたいになりやすい。
だからこそ自分のこととなると、つい後回しになってしまうのかもしれないですよね。
「子育てしてるとそうなっちゃいますよね」なんてその時は患者さんに返答してしまったんですが
なんて返答するのが良かったのだろう?そう考えていました。
そしたら患者さん自身が
今、後悔してもあの時間は戻らない。だからこそ今からでも自分を大切にしたい!
とおっしゃっていて女性としての強さや、優しさを感じたんです。
子育てを通して経験したからこそ語れる「自分を大切にする」ということ。
この患者さんの言葉が刺さりすぎて、自分が子育てをするときには「ママも自分を大切にする」を意識してみようと思う出来事でした。
ママになると、こんなことありませんか?
- お金があっても、気づけば子どものことばかりに使ってしまう
- 自分が何をしたいのか、何が好きなのか、もうわからなくなっている
- ストレスを発散したいけど、どうすればリフレッシュできるかわからない
- スマホの写真フォルダには、子どもの写真ばかりで自分の写真はほとんどない。むしろ写りたくない。
こどもってめちゃくちゃ可愛い。
自分が命を懸けて産んだ存在だし、特に赤ちゃんの時期は毎日表情も変化するから、何枚写真撮るの?ってくらい写真撮って、iPhoneのストレージがいっぱいになる。なんて経験あるママも多いいかもしれません。
そうすると段々と何かを選ぶにも
「うちの子だったらこれが似合うかな?」とか子供のことばかり考えてしまって、
「自分の顔をまじまじと鏡で見たのいつだっけ」ってなるくらいママが自分のことに無関心になったりします。
子供のことも大切。だけどそれ以上にママが自分自身のことを気に掛ける時間を作ることが
長い期間子育てをするためには大切になってくるのかもしれないと考えています。
産後を乗り切るにはママの体調が一番大事!
私は人の身体をケアさせていただいてた立場だったので、体の調子が悪いまま子育てをずっと続けていくとどうなるのか?というのが何となくわかっていました。
例えば寝不足。
寝不足が続くと頭も働かないから何かを判断するにも時間がかかる。子育てをしているとミルク、おむつ替え、寝かすタイミングなどすべてに置いて小さな判断を下すような感覚が私はあったんです。しかもそれが毎日同じタイミングとは限らないですよね。
赤ちゃんが風邪をひいたときには病院にいかせるか、様子を見るか。自分が下した判断でもし子供に何かあったら、、なんて考えたらしんどくて頭が働かない中での判断の連続はママの体だけじゃなく心も疲弊していきます。
毎日繰り返し行うおむつ替えや、抱っこで前かがみや中腰姿勢が続けば体だって痛くなる。
痛い状態だと、寝ても睡眠が浅くなったりと負のループになりやすい。
その負のループから抜け出す一歩として鍼灸マッサージを選んでくれたら嬉しいし、ママを元気にする自信があります。
もちろん、子どもが生まれたばかりのママはそんなにすぐには働けないですよね。
将来のことを考えると、
「今、自分のためにお金を使っていいのかな?」と迷う気持ちもあるかと思います。
でもね、この大変な時期を乗り越えるためには、自分の体調が一番大切なんです。
体調が良いと「何かをしたい!」そんな活力が湧いてきます。
笑ったり、穏やかなママに表情を見ていると子供も安心します。
子どもはママの表情をよく見ているから、まずはママが“幸せ”を感じられる状態でいることが一番なんです。
ママの幸せ=子供の幸せだと私は考えてみています。
もちろん毎日子育てしてる中で、四六時中笑顔でいるなんて無理ですよね。
ママだって親である前に一人の女性なんだから泣いたり、怒ったり、憂鬱になったりと色んな感情を出していいんです。それは感情は必要な感情だからです。
落ち着いたら子供にもちゃんとママに気持ちを説明すればわかります。相手がまだ0歳の子だとしても。
ただ感情の起伏が激しくてどうにもならない、自分でコントロールできない!ってなったら、まず鍼灸マッサージで身体を楽にしてあげて欲しいんです。
東洋医学では「心身一如(しんしんいちにょ)」という考え方があります。
「心身一如(しんしんいちにょ)」とは
「心」と「体」はひとつのもの(=一如)であり、
切り離せない関係にあるという考え
子育て中のママは、心が疲れると体が固まり、
体が疲れると気持ちも沈みやすくなります。
だから、
「体を整えること=心を整えること」でもあり、
「心を軽くすること=体をゆるめること」でもあるのです。
にじいろ鍼灸マッサージでは、この「心身一如」の考えを大切に、
体だけでなく、心もほぐれる時間を届けたいと思っています。
その上で、ママは今何に悩んでるのか?本当はどんな未来をを望んでいるのか?
「自分と向き合う時間」を持つことで
治療が終わった後に
「さぁ、また少しずつ頑張ってみるか!」となれる場所にしたいと思っています。
もうじんどくてどうにもならない!そんなママは頑張りすぎだからもうこれ以上「自分一人で何とかしないと!」
なんて思わず、気軽にご連絡くださいね。